青本柚紀と花島照子による二人誌。俳句、短歌、詩を中心に評論から掌編小説まで、文芸の各ジャンルを掲載する。
俳句
自由詠各10句。 花岸段丘/青本柚紀 その人の明るさ/花島照子
詩
記憶と身体を何度も潜る、五月の感覚の再構成。 雨季を畳む皮膚/青本柚紀
短歌
思い出すことを思い出すのための短歌書き下ろし14首。 ミルククラウンよりもたしかな/花島照子
俳句
テーマ詠 三日後の東京 明日でも三年後でもない、三日後の東京について。
評論
長谷川白紙の詞から他者との共存の可能性を読み解く評論8ページ。 破れ目に賭けられた共存 -ー長谷川白紙の詞におけるクィアネス/ 青本柚紀
小説
触れることの絶望的な距離について。私と、あなたと、彼女の喪失の話。 タッチ・ウェット・シングス/花島照子